(欽天四化の基礎)「A、A-D」覚悟
【欽天四化の基礎】「A-A、A-D」覚悟を決めてお読みください
最初にお断りするのを忘れましたが、きのうから書き出した欽天四化の基本的なお話は、紫微斗数の命盤の出し方や四化の出し方はご存知の方を対象としています紫微斗数自化忌怎么看。
また、生年四化や自化、交易四化の意味もだいたいご存知だという理解で書いています。
よく分からない方は、わたくしの過去記事をお読みいただきますようお願い致します。
さて、はじめに申しておきます。
きょうは、厳しいことを申し上げますので覚悟を決めてお読み下さい。
もし、あなたの命盤がこのような形になっているなら、言いにくいことですが、その宮に関することはかなり深刻です。
わたくしが申し上げたいことは、一般的に人は辛いことや苦しいことから逃げたい、目を背けたいという意識がどなたにもありますが、それで事なきを得ることは少ないのが現実です。
自分の人生、辛くてもいまより頑張って良くしたいという向上心のある方は、是非、これから申し上げることに真摯に向き合っていただきたいと思います(欽天四化の基礎)「A、A-D」覚悟。
つぎの図をご覧ください。
きょうは、巨門ではなく太陰にしていますが、巨門でも意味はほぼ同じです。
左が田宅宮に、太陰・生年禄に自化禄、これをわたくしはA-Aと呼んでいます。
右が田宅宮に、太陰・生年禄に自化忌、これをA-Dと呼んでいます。
左はAにAですから、同象です紫微斗数自化忌怎么看。
そして、A-A=0という公式になります。
先天的に備わったものが、無くなる、失う象です。
田宅宮の太陰・Aですからこれは「家」です。
もともと授かった家を失うという意味になります。なぜ、失うことになるのかという理由も解読可能ですが、それは上級のみかたになりますのでここでは触れません。
問題なのは、物質的なことのみではありません。
太陰は女性の星ですから、家の中に女性が複数おられると仲が良くないという意も出てきます。
もし、これが男性の命盤であるなら、家を失う象意とともに、妻が出て行く、つまり離婚の象ともなりますので注意が必要です。
ついでに申し上げておきますと、
B-B=0
C-C=0
D-D=0
で、みな同象で、有ったものを失う凶象となります。
つぎに右のA-Dですが、ADは同組というのが欽天四化の定理です。
そして、A-D<=0という公式が欽天四化にあります。
これはマイナスになるおそれもあり、左のA-A=0よりも厳しい内容です。
これが、もっともよくない象意で、この場合「田宅宮が破れている」と称します紫微斗数自化忌怎么看。
いかなる宮位も、このA-Dがもっともよくない象意の宮となりますので、この公式があればその宮に最大の関心と注意を払っていただきたいと思います。
最後に、「生年禄に自化禄もあるからとてもラッキー♪」と思われていた方もおられると思います。落胆させるようなことを申し上げたことをお詫び申し上げます(欽天四化の基礎)「A、A-D」覚悟。
なお、このような田宅宮がよくない方はいかなる因縁をお持ちかは、以前のわたくしの過去記事(「四柱推命は神様の黙示録」を含む)をよくお読みいただくとお分かりになるはずです。(ズバリそのものの答えは書いていませんが)
では、続きをお楽しみに。
きょうもお読み頂き、有り難うございました。
芦屋占い処・占風鐸代表田中風州
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